使わないのはもったいない!入浴剤に期待できる効果や選び方、おすすめアイテム4選
一日の終わりに疲れを癒やしてくれるのが、お風呂タイムです。子育て中のママたちの中には、「仕事終わりから夜にかけてバタバタと家事をこなし、お風呂でようやくひと息つけた…」という方も多いのではないでしょうか。
至福の時間をさらにリラックスして過ごせるよう、入浴剤を取り入れてみるのもおすすめです。入浴剤選びで悩んでいる方に向けて、選び方のコツや入浴剤を使うメリット、おすすめアイテムを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。
入浴剤を使う効果&メリットとは?
仕事と子育てを両立させるため、日々必死になってがんばっている方も多いでしょう。気持ちに余裕がなくなってくると、さまざまな場面で効率を重視しがちです。
毎日の入浴タイムについても、「とりあえず温まればいい」「できるだけ短時間で済ませる」という方もいるのかもしれません。入浴剤を入れてもあまりゆっくりできないから…とためらってしまう場面もあるでしょう。
しかしながら、お風呂で入浴剤を使うメリットは決して少なくありません。入浴剤で期待できる5つの効果を紹介します。
リラックス効果
入浴剤をお風呂に入れると、優しい香りや華やかな香りが、蒸気の力で浴室全体に広がっていきます。全身を、好みの香りに包まれるような感覚を楽しめるでしょう。
嗅覚から与えられる刺激は、人の心にも深く作用するものです。心地よい香りを堪能することで、疲れた身体と心をゆったりと解きほぐしていけるでしょう。
特に強いストレスを感じているときには、緩和効果を期待できるアロマが配合されたものを選ぶのもおすすめです。ジャスミンやイランイランなど、甘い香りで心を癒せる入浴剤を選んでみてください。
美肌効果
入浴剤の中には、保湿成分を豊富に含んだアイテムもあります。お湯の中に身体を沈めることで、もれなく全身ケアできるでしょう。「お風呂上がりはいつもバタバタしていて、ボディケアにまで手が回らない…」という場合も、入浴剤を使えば手軽に美肌ケアが可能です。
また入浴剤の中にはクエン酸を含んでいるものもあり、こちらはピーリング効果が期待できます。肌に残った余分な角質や脂質を取り除き、なめらかで清潔な状態へと近付けてくれるでしょう。
毛穴汚れを除去するのにも効果的なので、注目してみるのもおすすめです。
筋肉疲労回復効果
入浴にはもともと、筋肉疲労を回復させる効果があると言われています。これは浮力によって、筋肉や関節への負担が軽減されるため。緊張感から解放され、疲労感を癒せるでしょう。
温熱効果のある入浴剤を使えば、体内の巡りを良くする効果が期待できます。筋肉内に留まる疲労物質の、素早い循環と排出をサポートするでしょう。
筋肉疲労以外にも、肩のコリや腰の痛みなど、気になる症状を緩和する効果をうたう入浴剤も少なくありません。疲れを癒やしたいときのスペシャルケアにも、ぜひ入浴剤を取り入れてみてください。
血行促進効果
シュワシュワと泡立つタイプの入浴剤を使うと、炭酸ガスが皮膚から体内へと吸収されます。ガスの作用によって、血管を広げる効果が期待できるでしょう。血行を促進するので、冷えの撃退にも効果的です。
新陳代謝も活発になり、疲労回復効果も見込めます。血液の巡りが良くなることで、身体の隅々までしっかりと温められ、短時間の入浴でも冷えにくいので快適です。入浴中にマッサージやストレッチを組み合わせると、より効果を実感しやすいでしょう。「夏のエアコンが苦手」と感じる女性にもおすすめです。
殺菌消臭効果
嫌な臭いのもとになる、余分な皮脂を抑える効果がある入浴剤も人気です。湯上がりの肌がサラサラになり、汗ばむ季節にも快適に過ごしやすいでしょう。重曹やミョウバンを使った入浴剤も、消臭効果が期待できます。
お風呂上がりにもかかわらず、汗臭や皮脂臭が気になると、気持ちまでゲンナリしてしまいがちです。全身良い香りに包まれるためにも、殺菌消臭に強い成分が配合された入浴剤にも注目してみてください。
どれを選ぶか迷ったら…おすすめのお風呂入浴剤
入浴剤は多種多様です。香りや効果、特徴もさまざまだからこそ、「自分に合ったものを選ぶ余裕がない…」と感じる方も多いのではないでしょうか。おすすめの入浴剤の種類や、選び方のポイントについてお伝えします。
天然成分の入った入浴剤
心と身体を癒やしてくれる入浴剤ですが、人工的に作られた合成成分が豊富に含まれているものも少なくありません。入浴剤の「色」や「香料」は、特に合成成分が使われやすいポイントです。
「身体に影響はないのかな…」と不安を抱えながら入浴しても、心や身体を完全にリラックスさせるのは難しくなります。
普段からオーガニックライフに興味関心を抱いている人には、天然成分配合の入浴剤がおすすめです。合成成分一切不使用、100%天然由来成分の入浴剤は決して少なくありません。肌が敏感な方や子どもと一緒に入浴している方も、ぜひ注目してみてください。
香りの良い入浴剤
入浴剤の中には、香りにこだわったアイテムも少なくありません。入浴剤の香りで代表的なものは、以下のとおりです。
・フローラル系
・シトラス系
・ウッディ系
・ハーブ系
・オリエンタル系
・スパイス系
・樹脂系
たとえば、リラックス気分を味わいたいときには、フローラル系やウッディ系の香りがおすすめです。まるで自然の中で過ごしているような、解放感を味わえるでしょう。
心のモヤモヤを吹き飛ばしたいときには、心をすっきりシャキッとさせてくれるような、シトラス系やハーブ系の香りを選んでみてください。お湯に浸かりながら深呼吸すれば、気分転換しやすいでしょう。非日常感を味わいたいときには、オリエンタル系やスパイス系の香りを取り入れてみてはいかがでしょうか。
香水や芳香剤、柔軟剤といったアイテムよりも、香りを身近に楽しみやすいのが入浴剤の魅力でもあります。お風呂から上がれば、香りは徐々に薄れていくので、周囲への影響を気にせず好みの香りを満喫してみてください。
保湿効果の高い入浴剤
うるおい成分や美容成分をたっぷり配合した入浴剤は、女性に人気です。お風呂から上がったあとは、しっとりなめらかな肌の質感を楽しんでみてください。保湿効果がある成分としては、以下のようなものが挙げられます。
・ヒアルロン酸
・アミノ酸
・コラーゲン
・セラミド
・シアバター
・植物油や天然精油
入浴剤の中には、医薬品と化粧品の中間に当たる「医薬部外品」に分類されるアイテムも少なくありません。保湿力の高さを重視して選ぶなら、医薬部外品を選択するのがおすすめです。保湿効果をうたった入浴剤の中でも、特に「薬用」の表記があるアイテムに注目してみてください。
温度を上げる入浴剤
手足の冷えが気になる方には、無機塩類系の入浴剤を選ぶのがおすすめです。ミネラル等の塩類を多く含んでいるのが特徴で、皮膚のタンパク質と反応し、表面に薄いベールを作り出してくれます。これにより、入浴中に温まった身体が冷めにくくなるでしょう。
また各種生薬を用いた薬用植物系もおすすめです。トウキやセンキュウは、血行促進により温浴効果を高めてくれます。生薬配合の入浴剤を選ぶ場合、配合されている成分によって効果が違ってきます。各生薬の特徴にまで注目して、自分にぴったりな入浴剤を選択しましょう。
疲労回復に特化した入浴剤
疲労回復を目的に入浴剤を選ぶなら、炭酸ガス系のアイテムがおすすめです。シュワシュワと発生する泡が、血管を広げ疲れのもとを素早く排出してくれるでしょう。
筋肉の緊張を和らげてくれるので、一日中同じ体勢で仕事をしがちな人にもぴったりなアイテムです。運動後の疲れを癒したいときも、ぜひこちらのタイプに注目してみてください。
入浴剤を探している方におすすめの商品4つ
入浴剤選びで悩んだら、以下で紹介している4つの商品にも注目してみてください。それぞれの特徴を解説します。
薬用入浴液 微笑みの郷 ミスアールN 600ml
NaturaMoon(ナチュラムーン) 薬用入浴剤 くまこのつやぽかバスタイム 600ml 医薬部外品
amritara(アムリターラ) ヒマラヤ岩塩バスソルト 520g
neo natural(ネオナチュラル) 飛騨清見ハーブのお風呂 ラベンダー 10袋入り
入浴剤を使っている方の声
毎日入浴剤を活用している方の中には、以下のような感想を抱く方も多いようです。
・入浴直後のポカポカ感が長持ちする
・寝つきが良くなった
・入浴中にしっかり汗をかいて、お風呂上がりにすっきりする
・急いでクリームを塗らなくてもお肌がうるおっている感じがする
入浴剤を使って心と身体を癒やし、肌ケアまで終えられるのであれば、コスパが良いアイテムと言えるでしょう。忙しい毎日を過ごしているときほど、ぜひ入浴剤を上手に活用してみてください。
入浴剤のメリットに注目し活用してみよう
入浴剤にはさまざまな種類があり、それぞれで異なるメリットがあります。しかしながら、肌に直接触れるものだからこそ「子どもと一緒だから」「肌が強くないから」という理由で、使用をためらっている方も多いのではないでしょうか。
天然由来成分100%使用の入浴剤なら、余計な悩みを抱えることなく、入浴剤の効果を実感できます。忙しい毎日の癒やしとして、ぜひ取り入れてみてください。