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すっぴんでも自慢できる美肌を手に入れるため、意識したいのがニキビ対策です。頑固なニキビで悩んでいる方は、ぜひ普段のスキンケアにも注目してみてください。

ニキビ対策の基本の一つは、「洗顔」です。洗顔を重視するべき理由や適切な方法・タイミング、注意点など、美肌作りのポイントをまとめて紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

洗顔の基本知識

ニキビ知らずの美肌を目指したい!と思ったとき、ニキビ肌用の基礎化粧品を購入し、積極的に使用する方も多いのではないでしょうか。しかしながら、どれだけ高価なアイテムを購入しても、「思うような効果が得られない…」と悩むケースも少なくありません。

もしかしたら、洗顔の方法が間違っていたり、頻度が足りていなかったりするからなのかもしれません。

美肌作りの基本は、「洗顔」からスタートします。洗顔について、まずは基礎知識を学んでみてください。

洗顔の必要性と効果

洗顔は、顔に付着した汚れや皮脂を洗い流すために行います。常に外気にさらされている顔は、私たちが想像する以上に汚れやすい場所です。

埃や花粉、排気ガスなど、目には見えない汚れも少なくありません。汗や皮脂など、身体の内側から分泌される汚れも、適切に取り除きましょう。洗顔を疎かにすると、こうした汚れを放置してしまいます。菌が繁殖し、ニキビや吹き出物ができるきっかけになるでしょう。

また洗顔のもう一つの目的は、古い角質の除去です。皮膚はターンオーバーにより定期的に生まれ変わっています。しかしながら、古くなった角質が、毎回きれいに剥がれ落ちるわけではありません。

適切な洗顔で余分な角質を取り除けば、透明感のある素肌に近付けられるでしょう。ターンオーバーの正常化にも効果的だと言われています。

洗顔の頻度

洗顔を正しく行うために、意識したいのが頻度についてです。1日の洗顔回数は多すぎても少なすぎてもいけません。朝晩2回を目安に実践してみてください。

「1日過ごしたあと、夜に洗顔するのはわかるけれど…朝洗顔も必要なのか」と思う方もいるかもしれませんが、睡眠中に分泌された皮脂や汗により、朝の皮膚は意外と汚れているもの。夜と同じく、洗顔料を使ってていねいにケアする必要があるでしょう。

「時間がないから」「そこまで汚れている気がしないから」という理由で朝洗顔をサボると、毛穴詰まりやニキビといった肌トラブルに悩まされやすくなってしまいます。

一方で、脂性肌で悩む方の中には、「洗顔回数が1日2回では到底足りない…」と感じる方もいるでしょう。できるだけこまめに洗顔して、さっぱりしたいところですが、実はこれも誤った方法です。皮脂とはもともと、皮膚を余計な刺激から守るために必要なもの。

洗顔で落とせば落とすほど、身体は「皮脂分泌量が足りないのだ」と判断し、分泌量を増やしてしまう恐れがあります。脂性肌を改善するためにも、洗顔しすぎないよう注意してください。

洗顔の正しい手順

洗顔する際の正しい手順は以下のとおりです。

1.手を洗って清潔にする

2.手のひらを濡れた状態で洗顔料をとり、しっかりと泡立てる

3.泡を肌の上にのせて、つぶさないように優しく洗う

4.ぬるま湯を手ですくって、ていねいにすすぐ

正しい方法で洗顔するためには、最初に手を清潔にしましょう。「洗顔料でどうせきれいになるだろうから…」というのは誤った判断です。手や指に汚れや油分が付着していると、洗顔料がしっかりと泡立ちません。

肌を刺激から守るためにも泡立て作業はしっかりと行う必要があるものの、苦手意識を持っている方も多いのではないでしょうか。泡立ちの良さにこだわった洗顔料を選び、泡立てネットを使うと楽になります。手に乗せた泡が、ひっくり返しても落ちない程度の硬さをイメージしてください。

洗顔の注意点

正しく洗顔するための注意点は、以下のとおりです。ついやってしまいがちなポイントも多いため、あらためて確認してみてください。

・体温よりも熱いお湯は使わない

・ゴシゴシとこするようにして洗わない、拭かない

・洗顔料は十分に落とし切る

洗顔に使うのは、体温よりもやや低めのぬるま湯がベストです。これ以上高い温度のお湯を使うと、皮脂を落としすぎてしまいます。皮膚を乾燥させ、バリア機能が低下する恐れがあるでしょう。皮膚トラブルが発生する原因の一つです。

また「柔らかい手やタオルだから大丈夫」と、ゴシゴシこするように作業する方もいますが、これもNG。デリケートな皮膚を傷付けてしまうでしょう。洗顔時には泡を使ってなでるように、拭き取り時にはタオルを押し当てるようにしてください。

最後に、流し切れなかった洗顔料の成分は、皮膚にとって汚れの一つです。こちらも、皮膚トラブルの原因になってしまうでしょう。十分にすすぎをしたつもりでも、髪の生え際やフェイスラインには洗顔料が残りがちです。洗顔後は入念に確認し、確実に落とし切るようにしてください。

洗顔とともに実践したいニキビ対策のポイント

洗顔についての基本をマスターしたら、より積極的なニキビ対策も取り入れていきましょう。ニキビの原因やおすすめの成分など、あらためて確認してみてください。

ニキビの原因とは

ニキビとは、おでこや頬、あごなどにできる炎症のこと。ポツっと赤く盛り上がった様子は、非常に目に付きます。実はニキビの原因は一つではありません。以下の要因が複雑に絡み合い、発生しています。

・皮脂の分泌過多

・毛穴の詰まり

・菌の増殖

ニキビができるメカニズムは、非常にシンプルです。毛穴が詰まった状態で皮脂が過剰に分泌されれば、内部でアクネ菌が繁殖しやすい状態になります。どんどん増える菌に対処するため、人間の身体が免疫機能を働かせ、炎症となって現れるというわけです。

皮脂の分泌量は、体質やホルモンバランスによっても変化します。先ほどお伝えしたとおり、日々の洗顔習慣にも影響されるでしょう。

一方で毛穴の詰まりは、皮膚の表面に留まる古い角質層によって引き起こされるもの。日々の正しい洗顔で適切にケアすれば、予防できる可能性も高まるでしょう。ニキビ改善のため、原因からアプローチするのは極めて効果的な方法です。洗顔によって、ニキビができにくい肌環境を整えられるでしょう。

ニキビ予防のための洗顔方法

ニキビ予防の基本は、毎日の正しい洗顔です。「ニキビが気になるから…」という理由で、特別な方法をとる必要はありません。先ほど紹介した基本の洗顔方法を守って、日々のお手入れをしてみてください。

ニキビ予防を意識するなら、洗顔し過ぎには注意しましょう。過剰な洗顔は皮脂分泌を促し、かえってニキビができやすくなってしまいがちです。

また「しっかりと汚れを落とさなければ」という思いから、洗浄力の高さをうたう洗顔料を選びがちですが、これもNGです。洗い上がりはさっぱりして心地良いかもしれませんが、バリア機能が低下してしまう恐れもあります。

ニキビケアに適した成分

より効果的なニキビケアをするためには、洗顔料や基礎化粧品に含まれる成分に注目するのもおすすめです。おすすめ成分は以下のとおりです。

<洗顔料>

・グリチルリチン酸ジカリウム

・イソプロピルメチルフェノール

・グリコール酸

・サリチル酸

グリチルリチン酸ジカリウムには抗アレルギー作用や抗炎症作用があり、すでにできてしまったニキビに効果的です。炎症を鎮め、早期治癒を目指しましょう。

イソプロピルメチルフェノールは、ニキビの原因菌であるアクネ菌にアプローチします。増殖を防ぎ、ニキビの予防やケアに効果的です。グリコール酸やサリチル酸には、古い角質層を除去する効果が期待できます。毛穴詰まりを防ぎ、ニキビ予防に役立つでしょう。

<基礎化粧品>

・ビタミンC誘導体

化粧水や美容液でおすすめの成分は、美肌成分として知られるビタミンCの吸収に役立つビタミンC誘導体です。抗炎症作用を持ち、過剰な皮脂分泌を抑える効果があるため、ニキビ肌対策には欠かせない成分と言えます。ぜひ注目してみてください。

ニキビ跡対策の方法

ニキビが悪化し、ニキビ跡にまでなってしまった場合、状況を改善するのは簡単ではありません。ターンオーバーを促進し、時間が経過するのを待つしかないでしょう。それでも変化が見られない場合は、美容皮膚科などで相談するのがおすすめです。

すぐに実践できる美肌ケアの秘訣とは?

美肌を目指すための取り組みは、今日からすぐに実践できます。4つの秘訣を紹介するので、ぜひ取り入れてみてください。

保湿の重要性

ニキビケアにも、透明感のある素肌作りにも、欠かせないのが保湿ケアです。特に洗顔をした直後は、急激にうるおいが奪われがちです。

できるだけ素早く、適切な形で保湿ケアを行いましょう。化粧水だけではなく、乳液や美容液までをセットでケアすることで、肌にうるおいを保ちやすくなります。皮脂の過剰分泌を防ぎ、より扱いやすい肌を目指せるでしょう。

美肌に良い食生活

美肌作りには、バランスの良い食事も欠かせません。ビタミンはもちろん、健康な肌を作るために欠かせないタンパク質も積極的に摂取しましょう。脂質を多く摂りすぎると、皮脂分泌量が増えニキビができやすくなります。食事内容が偏らないよう、意識してみてください。

美肌に適したスキンケアアイテム

美肌作りには、有効成分がたっぷり配合されたスキンケアアイテムを使いましょう。どのような肌になりたいのかを明らかにして、お気に入りのスキンケアアイテムを選んでみてください。また、肌を健康に保つためには「余計な成分が配合されていないこと」も非常に大切です。ぜひこちらにも注目してみましょう。

スキンケアルーティンを意識

美肌とは、日々のスキンケアの積み重ねによって作られるもの。すぐに結果が出るものではないからこそ、スキンケアのルーティン化が大切です。

特にクレンジング・洗顔からスキンケアまでの一連の流れは、正しい形で習慣化しておきたいもの。どのタイミングでどうすれば肌への負担が少なくなるのか、ぜひ検討してみてください。

ニキビ対策・美肌作りが気になる方におすすめしたい商品2つ

ニキビ対策や美肌作りの基本となるのは、日々の洗顔です。洗顔用のおすすめアイテムを2つ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

アムリターラ インディゴ バランシング ソープ 60g

アクア・アクア 薬用クリーミーソープ

日々の洗顔から美しい素肌を手に入れよう

ニキビに悩まされず、透明感のある美しい素肌を手に入れるためには、日々の洗顔が重要です。忙しいときには、つい朝洗顔をサボりがちですが、正しい方法で実践しましょう。肌の状態を少しずつ整えていけるはずです。ニキビ対策に有効な成分にも注目しながら、適切なアイテムも取り入れてみましょう。

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