生理中に経血が漏れないようにする方法とは?外出中・睡眠中でも慌てないための対策を紹介

生理中の経血の漏れは、女性にとって身近なトラブルです。「漏れるのでは…」と不安を感じていると、外出中も気持ちが後ろ向きになってしまいがち。
また「寝具を汚してしまうのでは…」という思いから、睡眠の質が低下してしまう恐れもあります。経血漏れを防ぎ、生理中も安心して過ごすためにはどうすればよいのでしょうか。漏れないための具体的な方法について、わかりやすく解説します。
生理中の漏れを防ぐ基本的な方法

生理中に経血漏れが発生する主な原因は、以下のとおりです。
・ナプキンの吸水量よりも経血量が多い
・ナプキンのヨレやズレにより、受け止められていない
・生理用品が身体にフィットしていない
ナプキンにはそれぞれ、受け止められる経血量の限界値が設定されています。ナプキンを長時間交換できず、限界量を超えてしまえば、漏れ出してしまうでしょう。
また限界量までには余裕がある場合でも、一度に大量に出ると、吸収が追い付かずに漏れの原因になることもあります。
何らかの理由により、ナプキンがきちんとフィットしていない場合も、漏れの原因になります。これらのトラブルを避けるためにも、まずは基本的な対策からスタートしましょう。
適切なナプキンやタンポンを選ぶ
経血漏れを予防するためには、自身の生理の状況に合ったナプキン・タンポンを選ぶことが大切です。それぞれの吸水量を確認したうえで、十分なものを選択しましょう。
ナプキンを選ぶとき、ついサイズばかりに注目しがちですが、「サイズが大きい=吸水量が多い」とは限りません。同じ「多い日の昼用」であっても、吸収できる経血量には差があります。それぞれのナプキンでどの程度吸水できるのかは、パッケージ裏に記載されているので、ぜひこちらにも注目してみてください。タンポンについても同様です。
特に生理1~3日目は、経血量も多くなりがちです。吸水力にこだわって、漏れない生理用品を選んでみてください。
こまめに交換する
適切な生理用品を選んでいても、交換頻度が少なければ、やはり経血漏れの原因になります。長時間使用により、経血量が吸収量を超えてしまうからです。ナプキンをこまめに交換していれば、吸収力にも余裕が生まれ、「大量にドバっと出たタイミング」でも問題なく吸収できる可能性が高まるでしょう。
また、経血が付着したナプキンを長時間連続使用していると、漏れ以外にもさまざまなトラブルの原因になります。
・ムレやかぶれ、かゆみ
・雑菌繁殖によるニオイや感染症
生理中のトラブルを予防するためにも、昼間は2~3時間に1回程度のペースで交換するのがおすすめです。
正しく装着する
ナプキンやタンポンは、正しく装着することで初めてその力を発揮します。「ズレてしまうことが多い…」という場合には、正しい装着方法を今一度確認してみてください。
ナプキンは、ショーツのクロッチ部分にまっすぐ貼り付けることが大切です。羽つきタイプは、羽をしっかりと折り返して固定しましょう。
多い日の昼用や夜用などは、身体にフィットさせるため、形状にもこだわった製品が多くあります。前後を間違えないよう注意してください。
タンポンは、奥までしっかりと挿入することが大切です。違和感がある場合、きちんと装着できていません。あらためてやり直すのがおすすめです。
適切な衣服を選ぶ
生理中の漏れトラブルは、衣服選びでも軽減できます。ショーツは身体にしっかりとフィットするものを選んでください。大きめのものは、ショーツとナプキンの間に隙間が空いて、漏れの原因になります。
立ったり座ったりする動作が多い方やスポーツをする方は、オーバーパンツやスパッツの重ね履きによりズレにくくなるでしょう。
経血が特に多いタイミングでは、吸水ショーツを組み合わせて使うのもおすすめです。ナプキンやタンポンから経血が漏れてしまった場合でも、ショーツがしっかりと受け止めてくれます。
周囲にバレたり、汚してしまったりする恐れがなくなり、快適に過ごしやすいでしょう。
予備のナプキンやタンポンは常に携帯する
生理中の漏れを防ぐためには、外出中でもこまめな交換が必須です。予備の生理用品は必ず携帯するようにしましょう。
「専用ポーチを持ち運ぶのが難しい…」という場合、ポケット付きのサニタリーショーツを使用するのがおすすめです。ポケット部分に予備のナプキンを入れておけるので、いざというときでも安心です。
夜間の生理漏れを防ぐための対策

夜眠っているときは、ナプキンの装着時間は長くなりがちです。また寝返りでナプキンがズレて、横漏れの原因になることもあるでしょう。
夜間の経血漏れを予防し、安心して眠るためにはどういった対策を取り入れればよいのでしょうか。漏れないためのポイントを4つ紹介します。
長時間使用できるナプキンを選ぶ
就寝中の経血漏れを防ぐためには、長時間使用を前提とした吸水量の多いナプキンを使うのがおすすめです。「夜用」や「多い日の夜用」といった表記に注目してみてください。夜用ナプキンは、「身体を横たえる」ことを前提に作られたもの。つたい漏れ予防に役立つ製品も少なくありません。「吸水量には余裕があるのに、なぜか横漏れしてしまう…」という場合は、メーカーやブランドを変えてみると、自分の身体や動きに合った製品を見つけられるかもしれません。
就寝前にナプキンを交換する
長時間使用を前提とした夜用ナプキンであっても、吸水量に限界はあります。就寝前には必ずナプキンを交換し、装着時間をできるだけ短くしましょう。
また特に多い日の夜は、ショーツ型ナプキンを使うのもおすすめです。ショーツ全体で経血を吸収する仕組みのため、どれだけ動いても漏れる恐れはありません。安心して眠れるのではないでしょうか。
適切な寝具を使用する
睡眠中は意識がないため、確実に漏れないようにするのは難しいでしょう。万が一漏れてしまったときに備え、寝具に工夫するのもおすすめです。
ベッドやふとんの下半身部分に厚手のタオルを敷いておくだけでも、片付けの手間は少なくなります。生理の時期だけ、シーツを防水タイプに変える方法も効果的です。
サポートショーツの活用
生理用のサポートショーツは、就寝中の漏れ予防にも効果的なアイテムです。身体にぴったりとフィットし、ナプキンと皮膚の間に隙間ができるのを防いでくれるでしょう。
ナプキンがズレてしまったときでも、経血が寝具に付着するのを防いでくれます。生理期間をサポートしてくれるショーツには、さまざまなタイプがあります。自分の好みに合うものを選択してください。
外出中の生理漏れを防ぐための工夫

生理中の経血漏れで困るのは、やはり外出中でしょう。どういった工夫を取り入れれば、不安なく過ごせるのでしょうか。4つのコツを紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
持ち歩きに便利なアイテムを選ぶ
外出中の生理漏れを防ぐためのコツは、こまめな交換です。そのためには、常に手もとに生理用品があるのが理想。持ち歩きやすさにこだわったナプキンを選択するとよいでしょう。
吸水量はそのままで薄く仕上げたスリムタイプや、バッグやポーチの中でかさばりにくいコンパクトタイプは特に人気です。パッケージがかわいらしく、一見生理用品とは思えないものも心理的な負担を和らげてくれるでしょう。
トイレの使用タイミングを見誤らない
外出中は、トイレのタイミングを見逃しがちです。だからこそ、行けるタイミングを逃さずナプキンを交換するよう意識してください。
最初から「今日はトイレ休憩をとるのが難しそう…」とわかっている場合は、タンポンとナプキンを併用するのもおすすめです。漏れ予防はもちろん、ニオイや汚れたナプキンによる不快感も和らげてくれます。
交換用下着の準備
外出中に「あ、ヤバイ…」と思ったときでもすぐに対処できるよう、経血量が多い日のお出かけ時には、交換用の下着を用意しておくのもおすすめです。
密閉できるジップ付き袋に入れておけば、汚れた下着を持ち帰るのも苦になりません。常にバッグに忍ばせておけば、「急に生理がきてしまった…」といった場面にも難なく対応できるでしょう。
アプリでの生理管理
「外出中に急に生理になって困る」といった状況を避けるためには、デジタル技術も活用しましょう。
生理に関する情報を記録しておけるアプリを活用すれば、生理のタイミングを自動で通知してくれます。婦人科を受診する際のデータとしても役立つので、ぜひ活用してみてください。
生理用品の選び方と特徴
生理用品にはさまざまな種類があり、それぞれ異なる特徴を持ちます。漏れ予防のためには、自分に合った生理用品を選ぶことも大切です。特徴や選び方について紹介します。
ナプキンの種類と選び方
ナプキンは、ショーツに貼り付けて使うタイプの生理用品です。体外へと排出された経血をキャッチし、ナプキン内部に閉じ込めてくれます。
ナプキンには、
・昼用
・多い日の昼用
・夜用
・特に多い日の夜用
といった種類があります。またそれぞれに、羽つき・羽なしタイプがあり、ズレを予防したいなら羽つきタイプを選択するのがおすすめです。
経血量に合わせてぴったりなアイテムを選ぶため、複数種類を用意しておくと安心です。
タンポンの利点と注意点
タンポンは、体内に挿入して使用するアイテムで、経血が排出される前に吸収できるというメリットがあります。使用中に違和感を抱きにくく、ニオイやムレといったトラブルからも解消されるでしょう。
生理中も快適に過ごしやすいアイテムではありますが、1回の装着時間が8時間を超えないよう注意してください。
黄色ブドウ球菌や化膿レンサ球菌が原因で発症するトキシックショック症候群を避けるためにも、連続使用は避け、ナプキンと交互に使用するのがおすすめです。
月経カップの使い方
月経カップは、体内に挿入して使うタイプの生理用品です。カップを折った状態で体内へと挿入したら、きちんと開いていることを確認して作業は完了。
カップ内に経血をためる仕組みで、生理中のストレスを軽減してくれます。月経カップは煮沸消毒し、繰り返し使用できます。ナプキンやタンポンといった生理用品の消費量を抑えられるというメリットもあります。
布ナプキンのメリット
布ナプキンの魅力は、肌触りのよさです。一般的なナプキンでムレやかぶれ、かゆみが気になる方でも、布ナプキンなら快適に使用できるでしょう。
きれいに洗濯すれば、繰り返し使用できるのも魅力の一つです。一般的なナプキンよりも吸収力が低く、お手入れの手間も発生しますが、下半身の冷えが気になる方には特におすすめ。そのほかの生理用品と組み合わせて使用するのもよいでしょう。
経血吸収ショーツの特徴
経血吸収ショーツは、ショーツとナプキンの機能を一体化したもの。経血をしっかりと吸収し、外に漏れ出すのを防いでくれます。布ナプキンと同じく、使用後は洗濯の手間が発生するものの、夜間や外出中も安心して過ごせます。ナプキンを頻繁に変えられないときにもおすすめです。
本記事読者におすすめしたい商品

生理中のお悩みを解決するためには、自分に合った生理用品を使うことが大切です。おすすめ商品を4つ紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
敏感肌に優しく吸水力にも優れた昼用ナプキン
29cmの余裕のあるサイズ感で快適に眠れる夜用ナプキン
オーガニックコットン使用の昼用サニタリーショーツ
ウエスト部分までを防水布でしっかりとカバー
自分に合った生理用品で漏れない対策を
経血漏れは女性にとって身近なトラブルであり、恥ずかしい思いをしたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
自分に合った生理用品・対策を取り入れれば、生理中のストレスは軽減できます。今回紹介した情報も参考にして、漏れ予防のための工夫も取り入れてみてくださいね。