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生理中には、煩わしい思いをする場面も多いものです。その一つが「臭い」であり、「もしかして周囲に気付かれているのでは…」と不安を感じる方もいるのではないでしょうか。

生理中や生理後に、臭いが気になってしまう原因は何なのでしょうか。不安を軽減するためのおすすめ対策方法とともに、手軽に臭い対策ができる便利アイテムを紹介します。

生理の臭いの原因とは?考えられる3つの影響

生理中の臭いトラブルを解決するため、まずは何が原因なのか、正しく把握しておきましょう。体内から排出されてすぐの経血は、無臭だと言われています。臭いが気になってしまう原因として挙げられるのは、以下の3つです。思い当たる点がないかどうか、確認してみてください。

ホルモンの影響

女性の身体に訪れる生理は、体内のホルモンバランスの変化によって引き起こされます。排卵から生理前のタイミングで分泌量が増えるのは、「黄体ホルモン」と呼ばれるもの。着床や妊娠継続をサポートしてくれるホルモンですが、粘性のあるドロッとしたおりものを増やす作用があります。生理直前には臭いも強くなってくるため、気になってしまう方も多いでしょう。

体内の細菌の増加

何らかの事情により、体内で細菌量が増加すると、それが臭いの原因になります。比較的多く見られるのが、「タンポンの使用時間が長く、使用中に雑菌が増加してしまった」というケースです。臭いが気になるだけではなく、膣炎の原因になる恐れもあるため、十分に注意してください。

また生理後に臭いが気になる場合も、細菌増加がかかわっている可能性があります。外陰部の汚れやナプキンの交換頻度の減少がきっかけとなり、雑菌が繁殖しやすい状態に。経血量が減っても、生理中と同じような臭いに悩まされる可能性もあります。

血液の酸化による影響

排出直後は無臭の経血も、空気に触れれば酸化がスタートします。ナプキンに染み込んだ経血は約15分で酸化が始まり、雑菌の繁殖とともに徐々に臭いが強くなっていくでしょう。ナプキンの交換頻度が少ないと、独特な臭いが生じやすくなってしまいます。

生理中のおすすめ臭い対策方法5選

生理中に気になる臭いは、正しい対策によって軽減できる可能性があります。5つの対策方法を紹介するので、ぜひ実践してみてください。

生理用品は正しく使用しよう

生理の臭いが気になったときに、まず見直したいのが生理用品の使い方です。経血の量にかかわらず、ナプキンはできるだけこまめに交換しましょう。2~3時間に1度のペースで交換すると、雑菌の過度な繁殖を予防できます。

こまめな交換が難しい場合は、タンポンを使用するのもおすすめです。血液の酸化が起きにくく、雑菌が繁殖するスピードを抑えられるでしょう。ただしこちらも、長時間の使用には注意が必要です。交換するのを忘れないようにしてください。

洗浄して汚れを落とそう

身体やアンダーヘアに付着した経血汚れも、臭いの原因になります。トイレットペーパーで拭き取るだけでは対策が不十分になりやすく、シャワーやビデを使って洗い流すのがおすすめです。こちらの対策も、できるだけこまめに実践すると、より効果を実感しやすいでしょう。

生理前後の下着は適切に選ぼう

生理中や生理後の臭いは、どのような下着を身に着けるのかでも違ってきます。サニタリーショーツやナプキンは、できるだけ通気性の良いものを選んでください。汗や湿気がこもりにくく、臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑えられるでしょう。「ナプキンを布製のものに変える」「パンツではなくスカートをはく」といった工夫を取り入れるだけでも、臭いが気になりにくくなります。

食事内容に気を配り体調を管理しよう

人間の体臭や口臭は、腸内環境が悪いときほど悪化すると言われています。普段から、腸内環境を良くする食事を心掛けることで、月経時の臭いも軽減できる可能性があるでしょう。肉や魚など動物性たんぱく質を減らす一方で、発酵食品や乳製品を積極的に摂取するのがおすすめです。

消臭アイテムを活用しよう

どれだけこまめに対策していても、完璧にするのは難しいもの。気になる臭いを抑えてくれる、女性向けの消臭アイテムを活用するのも効果的です。デリケートゾーン専用のウェットティッシュや拭き取り用のムースを使用すると、肌はすっきり気持ちよくなり、臭いも気にならなくなるでしょう。

生理後も油断大敵!おすすめ臭い対策方法5選

生理が終わったからといって、油断は禁物です。デリケートゾーンの状態によっては、臭いが長引いてしまう可能性もあります。5つの対策方法を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

衛生管理を徹底しよう

生理が終わったあとも、デリケートゾーンの衛生管理は必須です。経血量が少なくなっても、分泌液がなくなるわけではありません。ナプキンやおりものシートはこまめに交換し、清潔な状態をキープしましょう。また対策をしても効果が見られない場合や、特に臭いが気になる場合、体内に何か問題が隠れている可能性も。専門医に相談してみてください。

洗浄と乾燥は適切に行おう

生理後に臭いが気になるから…という理由で、デリケートゾーンを洗い過ぎてしまう方もいますが、実はこれは逆効果です。女性の膣内は、雑菌やウイルスが繁殖しないよう弱酸性に保たれているもの。洗い過ぎが原因で膣内の環境が乱れれば、それこそが臭いの原因になってしまう可能性があります。

おりものはもともと、ヨーグルトやチーズのような、やや酸っぱい臭いがするものです。この臭いを気にし過ぎる必要はありません。デリケートゾーン専用の低刺激性の洗浄料を使って、手で優しく洗うのがおすすめです。

また洗浄後は、しっかりと乾燥させましょう。残った水分がムレの原因となり、雑菌繁殖の原因になるケースもあるため、十分に注意してください。

下着の取り扱いに注意しよう

臭い対策のためには、生理後も通気性の良い下着を身に着けるのがおすすめです。ナイロンやポリエステルといった化学繊維のショーツよりも、コットンやシルク100%の下着を選んでみてください。暑い季節も熱や湿気がこもりにくく、臭いを気にせず快適に過ごしやすいでしょう。

また、下着に付着したおりものが臭いの原因になってしまうケースもあります。おりものシートを上手に使い、清潔な状態をキープできるよう心掛けてください。

デリケートゾーンのケア

生理が終わったあとも臭いが気になるなら、アンダーヘアを短く整えるのも効果的です。アンダーヘアに付着した汚れを、ビデやトイレットペーパーだけできれいにするのは難しいもの。長さがあると、その難易度はさらにアップしてしまいます。VIO脱毛やセルフカットについても、ぜひ検討してみてください。

消臭スプレーの使用

生理後にデリケートゾーンの臭いが気になりやすいのは、汗やムレが気になるタイミングです。デリケートゾーンにシュッと吹き付けて使う消臭スプレーがあれば、臭いはもちろん、ムレやかゆみといった不快感を軽減できるでしょう。消臭スプレーの中には、石鹸やシトラスなど、さわやかな香りをプラスしてくれるものもあります。気持ちまでリフレッシュさせてくれる、おすすめアイテムです。

生理の匂いが気になるなら試してみて!おすすめ商品5選

生理中・生理後の匂いが気になったら、自分自身が快適に過ごせるアイテムを取り入れてみるのもおすすめです。普段使っているものを変えるだけでも、ストレスを軽減できる可能性があります。おすすめアイテムを5つ紹介するので、ぜひチェックしてみてください。

生理中や生理後の気になる臭いは適切なケアで軽減しよう

生理中や生理後の嫌な臭い、「もしかして自分だけなのでは…」と悩む女性も少なくありません。なぜ臭いが気になってしまうのか、適切な知識を身に付け対処することで、軽減できる可能性があります。

嫌な臭いで悩む女性向けの商品も数多く登場しており、こうしたアイテムを取り入れるのも非常に効果的です。ストレスの多い時期、少しでも快適に過ごせるよう、ぜひお気に入りの商品を探してみてくださいね。

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